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特別養護老人ホームの創設理由について


  厚生省の人口問題研究所の推計によりますと、4・5人に1人が65歳以上という世界でも稀な老人国家が世界のどの国よりも早く近い内に到来すると発表しております。
 欧州の先進国では百年かかって老人が増加してまいりましたので、順次老人ホーム、老人病院の施設拡張、充実が見られましたが、我が国では、ここ二、三十年の間に老人人口が増加しましたので、施設整備等が間に合わないのが実情であります。
  私儀 老人医療の必要性を痛感し、昨年老人医療を中心とした病院を開設いたしましたが、毎日診療の折には、入院外来の患者さんより思いもよらぬ種々の事を学びました。
  特に、老人性痴呆の問題は、誰もが生き詰まる事柄で、例えば昼は良いお年寄りの方が夜になると夜行性動物のように徘徊し、道路にうづくまっていたり、又、排泄物を手で捏ねて壁に塗りつけたりするような事は、個人の看護の限界を超えておりますのでどうしても然るべき施設を作る必要を感じる次第であります。
  特に宇都宮市は県都では有りますが現在のところ特別養護老人ホームは済生会病院内に有るだけだと聞いております。
  諸事情を考えますと、この人口の多い宇都宮市に特別養護老人ホームを創設し短い経験ではありますが、毎日、毎日の診療の研鑽を土台に老人の福祉に大いに貢献したい所存で居ります。

昭和56年12月8日
医師 飯 田 弘 道





初心を忘れることなく

                         平成13年6月1日
                       社会福祉法人飯田福祉会
                       2代理事長 飯田 ヨネ
  初代理事長でありました、亡夫飯田弘道が、特別養護老人ホーム高砂荘を設置いたしましてから、早くも18年の年月が流れました。
  今日まで、当法人事業を支え育んでくださいました皆様には、本当に有り難く、この場をお借りいたしまして、一言御礼申し述べさせていただきます。
  近年、社会福祉法人を取り巻く環境も大きく変化をいたして参りましたが、設立当時からの福祉の心を忘れず、今後も励んでまいる所存でございます。
  最後に、設立にあたりましての初代理事長の思いの綴られた一文を御紹介させて頂き、ご挨拶に代えさせていただきます。
  今後ともご支援ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。






地域の皆様に愛される法人をめざして
                       平成16年12月14日
                       社会福祉法人飯田福祉会
                       3代理事長 浜野 修
  このたび、初代理事長でありました飯田弘道(創設者)、その夫人で二代目理事長飯田ヨネの後を引き継ぎ、三代目理事長に就任いたしました。
  初代理事長の思いを基本に、福祉の心を忘れず、地域の皆様に愛される(必要とされる)法人を目指し、励んで行きたいと思います。
 今後ともご支援ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

 

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